
川名です。どーもです^^
「流星ワゴン」
というドラマをご存知でしょうか?
観てない人のために簡単にあらすじを。
主人公のカズは、会社をリストラされ、妻の美代子からは離婚を切り出され、息子の広樹は家庭内暴力。ずっと仲が悪く確執のあった父親の忠雄(ちゅうさん)は末期がんで入院中。という悲惨な状況。
呑んだくれて「何でこうなったんだ。なんでだ・・・なんで・・・」と考えこみながら駅前のベンチに座っていると、5年前に交通事故で亡くなった親子(橋本と健太)が乗ったワゴンが現れて「おいでおいで」と手招きをします。
吸い寄せられるようにワゴンに乗り込んだカズは、そこから人生の分岐点(過去)にタイムスリップして、人生のやり直しの旅に出る。という話です。
全10話で、平均視聴率10.31%なので、
世間的な評価はそこそこって感じなわけです。
が、個人的には結構ハマりました^^
僕はドラマや映画を観るとき、
「この作者はこの作品を通して何が言いたいのだろう?」
ということを考えながら観るのですが。
この「流星ワゴン」の作者の言いたいことに
かなり共感できたんですよね。
理由は、最近、学んだ「アドラー心理学」の考え方と
同じことを言っていて、かなりタイムリーだったので^^
最初は、過去にタイムスリップして人生やり直すって、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパクリ的な話かなぁ
とか思いながら観てたんですが(^_^;)
全く別物でした。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、
過去にタイムスリップして、過去を変えることで、
未来も変えてしまうという話です。
「流星ワゴン」も、最初は主人公カズが同じように
過去を変えることで未来を変えようともがきます。
でも、タイムスリップしたからって、過去は変えられないし、
当然、未来も変わらない。ということに気付き始めます。
物語が進んで行く中で
「過去(+未来)を変える旅」から、
「過去をやり直すことで後悔を消し、今の自分を変える旅」
に変化したのです。
この「流星ワゴン」の作者が
この作品を通して言いたかったことは、
「過去は変えられないけど、過去の経験には必ず意味があり、
今の自分を変えることで過去の意味付けも変わってくる。
結果、現在も変わるし、未来も変わる」
ということ。(だと僕は思ってます)
この考え方がアドラー(精神科医で心理学者)が提唱している
「アドラー心理学」そのものなのです。
ドラマでは「流星ワゴン」というタイムマシーンを使って、
面白おかしく表現していますが、この作者が言いたいことは、
タイムマシーンなんてなくても、誰もが出来る重要なマインドセットなのです。
最近、僕がよく言っている
「過去の経験には必ず意味がある」
というのも、この考え方から来ています^^
↓僕が17年苦しんだ会社員時代にもちゃんと意味がありましたよね?^^
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遠慮なくコメントください。
それでは今日はこの辺で。ごきげんよう。
川名
流星ワゴンは ある意味
アドラーの心理学
未来は自分の手で変えられる